「気が進まない。」「どうしたらいいかわからない。」会員伝道に対して多くの人がこう感じている。著者クレイトン・クリステンセンと彼の妻クリスティーンは，自分たちも過去に同じように感じたと語る。しかし彼らは，会員伝道によってもたらされる非常に大きな祝福に気づき，良い結果をもたらすことのできる自然な方法で福音を分かち合うことを学ぶことを望んだ。

"Uncomfortable." "Intimidating." That's how many people describe member missionary work. Clayton Christensen admits that he and his wife, Christine, felt that way in the past too. But they also recognized the tremendous blessings associated with the work, and they wanted to learn how to share the gospel in ways that would be natural and rewarding.

斬新なアイデアを打ち出すエキスパートである著者は，友人と家族とともに，会員伝道に対するより効果的なアプローチを考えた。彼らの新しい考え方はこの本の中で紹介されており，その考え方の効果を証明する幾つかの話も含まれている。それらの話は霊感あふれる，一風変わったものだ。あなたは，この本の中で語られている多くの事柄をすでに行っていて，少し見方ややり方を変えることによって，日々の人との関わりの中で自然に福音を分かち合うことができることに気づくだろう。そして，イエス・キリストの福音という，この世で最も貴い祝福を人々が見いだすことを助けることによってもたらされる大きな喜びを感じるだろう。

Clayton's expertise as an innovator kicked in, and he set out with friends and family members to find a more effective approach to member missionary work. Their refreshing perspectives are presented in this book, which includes inspiring, unusual stories that demonstrate the effectiveness of the ideas. Chances are, you'll discover you're already doing a lot of the things mentioned, and with just a little tweak here and there, you'll be sharing the gospel naturally as part of your everyday interactions. Along the way, you'll feel the deep joy that comes from helping others discover the most precious blessing in the world: the gospel of Jesus Christ.

著者プロフィール

クレイトン・M・クリステンセンはハーバード大学ビジネススクール（キム・B・クラーク記念講座）経営学教授であり，称賛高い8冊の本の著者である。主な著書に，ニューヨーク・タイムズのベストセラーとなったThe Innovator’s Dilemma（1997年。邦訳『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社），The Innovator’s Solution（2003年。邦訳『イノベーションへの解―利益ある成長に向けて』翔泳社），How Will You Measure Your Life?（2012年。邦訳『イノベーション・オブ・ライフ』翔泳社）がある。著者は研究と執筆において数々の賞に輝き，「最も影響力のある経営思想家」トップ50を隔年で選出するThinker50により，2011年，世界で最も影響力のある経営思想家に選ばれた。クリステンセン兄弟はこれまで，地域七十人，ビショップ，3人の伝道部会長の顧問など，教会の数々の召しを果たしてきた。彼と彼の妻クリスティーンはマサチューセッツ州ベルモントに居住している。